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香港・マカオ腕時計事情
ベネチアンマカオのカジノスペースに店を構えるロレックス
仕事柄香港へ渡ることが多いので、今回はマカオ・香港の時計事情について少し記したいと思います。
至る所にブランドショップが立ち並ぶ香港。
最近では日本のブランドショップや時計店も多く香港に出店していることからもわかる通り、香港人のブランド品の購買意欲は世界一といわれています。
JETROが2012年に株式会社ブランドオフに対して行った、サービス産業の国際展開調査にもあるように、香港ではかつての日本のバブル期と同様の傾向が続いています。
https://www.jetro.go.jp/industry/service/interview/pdf/retail_brandoff.pdf
パテックフィリップも続々と出店しています
写真はIWCのディスプレイ広告
ステンレススティール製のスポーツモデルや、無難な(?)モデルが人気を集める日本人とは趣向も異なるため、陳列されている商品は日本と比べても単価の高いものが非常に多く、所狭しと高級時計が並ぶ様は圧巻です。
特にベネチアンマカオとフォーシーズンズホテルに併設されたショッピングスペースでは、日本ではあまりみられないトゥールビヨンモデルも各社競うように展示しているので、一見の価値ありです。
GMT-MASTER2 BLUE/BLACK
写真は撮れなかったのですが、ベネチアンマカオのカジノスペースの中にあるロレックスショップでは、昨年のバーゼルワールド2013で発表されたスポーツロレックス、GMT-MASTERIIの青黒モデルも陳列されていました。
今回は仕事メインではなかった為購入を見送りましたが、
日本の最安値よりも5万円〜7万円ほど安く買える価格でした
(日本の並行輸入店の新品スポーツロレックスの粗利益と同等です)
交渉次第では多少の割引もできたかもしれませんので、帰国後、購入に踏み切れなかったことを少し後悔しています…。
フランクミュラーについて
修理受付窓口でもある、香港のセントラル(中環)のIce House Streetにあったフランクミュラーですが、移転していました。
前回渡航した3月の前半にはIce House Streetにあったので、今回訪問した際少し驚きましたが、4月以降の見積書やメールを見ると確かに住所が変わっています。
移転連絡なかったような……。
そんなフランクミュラー香港ですが、4月から修理見積もりの際に2,000HKD請求するようになったとのこと。
嬉しくない変更で、最近ギャランティなしの修理受付を渋ることもあるので、今後のサービス内容次第では、直接スイスオーダーしたほうがいいかもしれません。
今回の旅のお供はIKEPODのメガポッドデイトでした
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